工務店・ハウスメーカー

工務店VSハウスメーカー

外野

おい、おすすめの建築会社はどっちなんだよ?色々他のサイト見てもわからねぇぞ!

ぐるお

これは一概には言えません。なんせ家の好みは十人十色ですから。ここでは決定のサポートに向け情報を整理します。最終判断は読者の方自身でお願いします。

そもそもハウスメーカーと工務店の違いは?

ぐるお

そもそもハウスメーカーと工務店を明確に区別できていますか?

外野

あたぼうよ!ダイワハウスみたいにデカいところがハウスメーカーで街の大工が工務店だろ?それに一条工務店は名前の通り工務店だろ?

ぐるお

一条工務店さんは今や大手ハウスメーカーと言って問題ないと思いますが、そもそも定義があいまいなので私も正確には言えません。もともとはプレハブ形式で工場生産で家を建てていくメーカーをハウスメーカーと呼んでいましたが、今や木材を現場で一から大工さんが加工なんかほぼしていません。地場の工務店レベルでもプレカット材を使用しています。

嘘かホントか知りませんが、彼氏の就職先が竹中工務店と言われ、地場の工務店に就職したと勘違いして別れた人がいるとかいないとか。(説明不要とは思いますが、竹中工務店は年商1兆を超える超大手建設会社で平均年収は1000万円超えてます。)

話はそれましたが、一概にハウスメーカー、工務店と名前や会社の規模だけでは区別できません。今ではローコストハウスメーカーとかフランチャイズ型ハウスメーカー。工務店でも地域密着型ですが、年間100棟を超えて家を建てている大型工務店もあります。さすがに鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)はハウスメーカーにしかできませんが、在来工法については差がそこまでなくなってきています。

建設会社を選ぶときはネームバリューや会社の規模で判断するのではなく工法、必殺技(独自技術)をしっかり吟味しましょう。

予算の話

予算については計算方法を以前のブログで紹介しております。

こちらで全体予算はある程度見えてきたと思いますが、ご存知の通り家購入価格は家本体+土地+諸経費の値段になります。地域にもより程度は違いますが、利便性、条件が良いと土地代が嵩み、家本体にかけることができる予算が限られそもそも大手ハウスメーカーは厳しくなるケーズがあります。

我が家もその一人。。地域の土地の坪単価は70-80万円程度。30坪は欲しかったので2,000万円オーバーは確定。そうなると家本体にさける予算は2,000万円程度。この予算では大手ハウスメーカーは厳しいです。

坪単価、ローコストは坪30万円?

ぐるお

よく家の値段でも坪単価で書いてあるところが多いですね。ローコスト住宅をうたうところは坪単価30万円以下なんてのもありますね?

外野

となると広さ100㎡でも900万円かこれなら楽勝だぜ!大手ハウスメーカーとかは坪単価90万円以上とか言うしボッタくりじゃねか!

ぐるお

まぁ同じ条件でそれならボッタくりですが、そもそもこの坪単価ですが、車で言うと、乗車人数1人あたりの車体価格くらいの話です。ナビもついていない商用バンとベンツの高級セダンで比べても意味がないですよね?

建築会社を選ぶときに表示坪単価のみで考えるのは危険です。大体そのメーカーがどのくらいの価格帯を得意としているのかを見るくらいにしましょう。もし、会社でコストを比較するならもっと条件を絞りましょう。

なお「坪単価」という言葉ですが、こちらの計算定義も各社マチマチな部分があるので注意しましょう。たまに坪単価ということで、土地に設置している面積で考えている方がいらっしゃいますが、そのように計算している会社はないと思います。通常は延べ床面積(家の住空間、1階、2階を足したもの)で建物価格を割ったものです。(なお、1坪3.3㎡です。)ただ、会社によってはバルコニーやロフト等の面積を含めて割って算出しているケースもあります。さらに消費税込、税別の違いもあったりします。なお、あくまで家本体の値段なので外構費用(駐車場、庭木代とか)は含みません。

土地の広さから考える。

外野

広さから?どういう意味だ!大手ハウスメーカーは小さいチンケな家は建てないということか?

ぐるお

もちろん大手ハウスメーカーでも土地20坪延床20坪とかでも建ててくれると思います。しかし、大手のいいところが出せないのではと考えます。以下個人的見解ですが。

  • 土地30坪下だと間取り自由度が低く、大手ハウスメーカー、工務店も近い間取りになりがち。
解説

大手ハウスメーカーはゆとりスペースの提案が上手いです。例えばパティオ(中庭)だったり、玄関ウォークイン収納。ロータイプリビングなど。ただ30坪以下ですと必要スペースを引くと、あとは収納の工夫くらいまで、斬新な間取りは難しいです。家の形もほぼ長方形になりますし。

大手は間取り外観設計にコストをかけ力を入れていますが、それがもったいない形になります。

  • 狭い家だと断熱性能もそこまでいらない。
解説

広ければ空調コストもかさみ断熱性能の重要性が上がりますが、狭ければ重要度は下がります。全館空調等も広ければですが、我が家は廊下部分もほぼないので、廊下が寒いということもないですし。

  • 耐震性能の必要性も下がる。
解説

もちろん大手メーカーの耐震性能は魅力的ですし、鉄筋造と木造では違いが出ます。ただ、小さい家の場合、総二階(1階2階がほぼ同じ)の形状になりがちですし、家の中の空間が狭いので家の4辺中心に外周をしっかり強化構造にすれば特別な工法、設備を設けなくてもそこそこの耐震性能は出せます。

ぐるお

あくまで個人的見解ですが、土地面積35坪未満は大手ハウスメーカーは避けたほうが良いと思います。

なお、あくまで大手ハウスメーカーの話ですのでローコストハウスメーカー等は工務店に近いので上記判断基準にそぐわない部分もあります。

あなたにとってちょうどいいところは?

ぐるお

建築会社を選ぶポイントは各社の標準仕のちょうどよさの確認を進めましょう。

例えば、性能重視の一条工務店、全室床暖房、トリプルガラスサッシに高断熱と、寒い地域にお住まいの方には魅力的ですが、雪が積もるのは年に数回等の地域でそこまで必要ないと思う人も多いと思います。そうなら、その分の予算を他の設備にシフトさせたほうが満足する家になると思います。逆にローコスト住宅や小さい工務店は設備も下位グレードを標準にしているケースが多く、物足りなくてグレードアップすると予想外に追加料金を取られることもあります。各ハウスメーカーの必殺技にグッときてしまったなら、それも大きなポイントかもしれません。

自由度はどっち

一般的に大手ハウスメーカーはコンセプトシリーズで特徴を出しておりある程度規格が決まっています。標準設備も中級以上のランクで標準装備しています。グレードを下げることもできなくはないですが、コストダウンはそれほど見込めないでしょう。工務店・ローコストハウスメーカーは自由度は高いですが、天井高UPとか大開口等大手ハウスメーカー並みにしようとすると逆にコストがかかってくると思います。地場中小工務店は経験値も不足しているのでものによっては今回この建具初めて使いましたということもあったりします。そういう意味ではできることに制約が出て、自由度が制限されます。また、自由=最善とも限りません。自由=自己判断ということもあり、自身のセンスを問われることにもなります。もちろん工務店でもいろいろアドバイスはしてくれますが、大手ハウスメーカーはインテリアコーディネーターさんを備えたり、コンセプト住宅として優れたデザインを最初から持っていたりするので要所は任せたほうがいい家になるケースも多いです。

トイレは絶対TOTO?

外野

オレ、トイレはTOTOじゃないと落ち着かないんだけど

ぐるお

おおっ。なかなか特殊な性質ですね?TOTOのトイレなら多くの会社さんで扱っているのでそこまで心配はないですが。各社建材メーカーの得手不得手があります。また大手ハウスメーカーはキッチンや床材、ドアなどは自社オリジナルを推しているところもあります。

これから住宅設備のことを勉強するとこだわりが出てくる方もいらっしゃると思います。ただ、各建設会社には得意不得意があります。特に地域の中小工務店は設備調達ルートが限られ、不得意なメーカーは何社も間に問屋が通って調達コストがかかってしまいコストUPにつながります。大手でもパナソニックホームズは当然自社製品が標準ですし、アイフルホームはLIXILですし。もし、こだわりがある場合は契約前に事前に確認、見積条件に細かく指定を入れましょう。私は大建工業のトリニティというフローリングが気に入って採用したのですが、私が建てた工務店はパナソニックがメインでして結構なコストUPになってしまいました。

まとめ

以上の状況で一概にどちらが良いとは言い切れません。我が家は地場の中小工務店で建てました。判断しては悪くはなかったと考えていますが、コストからの妥協もありました。譲れるところ譲れないところをしっかり吟味し考えるしかありません。

ぐるお

ちなみにもし6億当たったらどこで建てるかと聞かれたら今のところ「住友不動産販売」ですかね。ハウスメーカーの性能面とデザイン力がありながら自由度も高そうで、間取りから住宅設備まで細かく指定してみたい派としてはベストチョイスかと。

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